お酒に弱い人が飲み会を楽しく乗り越えるコツ!酔わない潰れない飲み方

お酒に弱い人が飲み会を楽しく乗り越えるコツ!酔わない潰れない飲み方

社会人になると会社の飲み会などお酒の行事に参加しなければいけない機会が増えます。この飲み会ですがお酒が弱い人にとっては精神的に辛いと感じることが多いようです。中には断りたいけど、周囲の目を気にするあまり渋々参加しているという方もいます。

しかし、どうせ飲み会に参加するなら少しでも楽しくやり過ごしたいのが本音ですよね。そこで今回はお酒に弱い人でも飲み会を楽しく乗り切るコツや酔いにくい飲み方を解説します。

お酒に弱い人が飲み会を上手に乗り越えるコツ

お酒に弱い人が飲み会を上手に乗り越えるコツ

前述のようにお酒が弱い人にとってはお酒が中心となる飲み会は辛いイベントの一つです。しかし、飲み会を断ると付き合いが悪い人と思われてしまいます。そこでまずはお酒が弱い人でも上手に飲み会を乗り切るコツを紹介します。

事前にお酒が弱いことを周囲に伝えておく

飲み会だからといって必ずしもお酒をたくさん飲む必要はありません。体質的にお酒が飲めない人というのは多くいます。そのため、事前にお酒に弱いことを伝えておくとよいでしょう。体質的にお酒が飲めないのは仕方がないことなので、周囲もこの点は理解してくれます。ただし中には「お酒が飲めないのになぜ参加したの?」と思う方もいます。

このように思われないためにも「お酒は飲めませんが、皆さんと仲良くなりたい気持ちがあるので参加しました」と一言添えておくのもよいかもしれません。また最初の乾杯では一口だけでもよいのでお酒を飲んでおきましょう。一口飲んだら仲の良い先輩などにこっそりお酒を渡してやり過ごす方法もありです。

場をリードする立場に回る

「場をリードする」といってもテレビ番組のMCや街中で演説をする政治家のような役割をしなさいというわけではありません。2時間~3時間の飲み会の中ではどんなに盛り上がっていても会話が止まる時があります。

これをきっかけにして飲み会が盛り下がる可能性もあるため、このような時に場をリードする立場に回ってみましょう。方法は非常に簡単であり、周囲の人に質問を振るだけでOKです。具体的には「〇〇さんは最近の調子はどうですか?」「ご家族とよく遊びに行かれるんですか?」といった簡単な質問で構いません。

この質問をきっかけに「最近は~」などの会話が再び始まり、周囲も「自分も同じです!」といったようにどんどん盛り上がっていく可能性があります。お酒に弱くても簡単な質問一つで飲み会を盛り上げることも可能です。そのため、お酒が弱いことを心配せずに自信を持って飲み会に参加してみましょう。

周囲を観察し、よく動く立場に回る

お酒が飲めないとどうしても周囲のテンションについていけず孤立する可能性があります。また一言も喋らずに座っていると周囲から「全く飲んでないね」「楽しくない?」といった余計なお節介を焼かれるかもしれません。

このようなシーンを避けるためには飲み会全体の雰囲気などをよく観察し、積極的に動くことが大切です。具体的には周囲の人のジョッキを見て、減っているようであれば「注ぎましょうか?」といったようにお酒が大好きな人たちのグラスやジョッキが空にならないように配慮します。

こうすることで周囲からも「気が利く人間」と評価されますし、自身も飲み会に参加して役に立っているという感情が湧いてきます。お酒が弱い人が飲み会を辛いと感じる理由はやはり孤立しやすい点です。そのため、自ら積極的に動いて孤立を避けるように工夫してみましょう。

介抱役に回る

毎回全員が飲んで酔い潰れる飲み会はお店の従業員にも迷惑がかかることがあります。そのため、お酒が飲めない方は率先して介抱役に回ってみてはどうでしょうか?飲み会では盛り上げ役と同時に周囲の状況を的確に判断し、その場を上手に納めることができる人間が必要です。

酔い潰れた人を抱えてお店を出たり、タクシーを手配してあげるといった行動は確かにめんどくさいと感じるかもしれません。しかし、このような役割に回ることで周囲にも「飲めないのに存在感がある人間」「気配りができる人間」と思わせることができます。

お酒以外での楽しみを見つける

お酒以外での楽しみを見つける

【飲み会=お酒を飲まなきゃいけない】と思うから飲み会がつまらなかったり、辛いと感じるようになります。しかし、お酒が弱い人でも飲み会を楽しく乗り切る方法はいくらでもあります。

その中で最も簡単なのがメインで楽しむものを「お酒」ではなく「料理」にすることです。特に料理に定評のあるお店で飲み会を開催するなら、料理を楽しむのは至って普通のことです。

「前から一度食べてみたかったんですよね」と周囲に伝えながら料理を楽しむことで、お酒のペースも自然と落とすことができます。しかし飲み会での食事はコース料理で口に合わないものばかりということもあるかもしれません。このような時は酔うと楽しくなる人などの会話に参加するようにしましょう。

また自身はお酒が大好きでよく飲むけど、他人には絶対に強制しないという方もいます。このような人であればお酒が弱い人でも近づきやすいです。飲み会に参加して孤立するのだけは極力避けたいところ。お酒を飲まなくてもよいグループに混じって、楽しくやり過ごしてみましょう。

お酒で酔わない、潰れない飲み方を解説

お酒で酔わない、潰れない飲み方を解説

お酒が弱い方の場合は事前に飲めない体質であることを告げておけば大きな問題になることはありません。しかし、場の雰囲気や空気によってはお酒を飲まなければいけないこともあるかもしれません。

このような時のためにここではお酒で酔わない、潰れない飲み方を解説します。なお、この方法はお酒に強くなったり、全く酔わないということではないため、あくまでも参考程度にとどめておくことを推奨します。

空腹のまま飲まない

会社関係の飲み会だと仕事終わりにそのままお店に直行することもあります。このようなケースでは昼食から時間が経過しているため、空腹状態であることが多いです。この状態でお酒を飲むことは基本的にNGです。理由としては胃が空っぽの状態でお酒を飲むとアルコールを一気に吸収してしまうからです。

アルコールがダイレクトに吸収されると酔いが回るのも早くなります。このような弊害を防ぐためにもお店に到着する前に食べ物を軽く胃の中に入れておくとよいでしょう。また事前に何も食べれなかった場合は乾杯の時に一口だけ飲み、先に提供された料理を食べるのがおすすめです。

酔い防止に効果のある食材を食べる

酔い防止に効果のある食材を食べる

飲む前に軽く食べ物を胃の中に入れておく方法とあわせて実践したいのが酔いが回りにくい食材を選ぶということです。例えばですがお酒のおつまみとして多くの人に親しまれている食材の一つに枝豆があります。

実はこの枝豆も酔い防止に効果があるとされています。枝豆というのは大豆製品に該当し、タンパク質を豊富に含んでいます。タンパク質は肝臓の機能がしっかり働くには欠かすことができない栄養素です。

そのため、お酒と一緒に枝豆を食べることで肝臓の機能もしっかり働き、酔い防止につなげることができます。また枝豆と同じようにタンパク質が豊富に含まれている焼き鳥、肉類、魚料理、卵料理も酔い防止に効果的です。

ちなみにアルコールを代謝する過程ではタンパク質だけではなく、ビタミンやミネラルも失われやすいです。そのため、これらの栄養素を含むフルーツ類やサラダなども摂取するとより効果的です。

お酒と一緒に水(チェイサー)も注文しておく

酔わない方法として定番なのがお酒と一緒に水(チェイサー)を注文しておくことです。チェイサーとは強いお酒を飲んだり味にクセがあるお酒を飲む場合、酔いを防止したい場合に飲む水や炭酸水のことです。

ちなみに日本酒を飲みながら飲む水のことを「和らぎ水(やわらぎみず)」と言います。お酒が弱い方の場合はこれらを一緒に注文しておき、お酒と同じほどの量を飲むことを推奨します。実践したことがある方ならわかりますが、この方法は非常に効果が大きいです。

ただし場の雰囲気や空気によっては水を注文しづらいこともあるかもしれません。そのような時は水割りが許されるお酒であれば大量に水を入れて薄いお酒を作るのもおすすめです。ちなみに水分補給は酔い防止に効果があるだけではなく、お酒を飲んだ次の日に見られがちなむくみ解消にもつながります。

一気飲みを勧められても絶対にしない

これはお酒が好きな人にも当てはまることですが、お酒の一気飲みは絶対にしないようにしましょう。一気飲みや短時間のうちに大量のお酒を飲むと血中アルコール濃度の急激な上昇を招きます。

その結果として泥酔や昏睡状態を引き起こし、最悪の場合は呼吸困難などの症状を招く恐れがあります。このような状態になることを「急性アルコール中毒」と呼びます。一気飲みは「しない」「させない」といった一般的な常識が備わっている飲み会に参加するようにしましょう。

酔いにくいお酒を注文する

酔いにくいお酒を注文する

グレープフルーツやオレンジにはクエン酸と呼ばれる成分が含まれています。このクエン酸ですが肝臓の機能を高め、アルコールによって発生する有害物質の解毒を促す効果が期待できます。つまり同じお酒でもクエン酸が豊富に含まれているものを注文することで酔いを回りにくくすることが可能です。

グレープフルーツやオレンジが含まれている代表的なお酒というと「グレープフルーツサワー」や「カシスオレンジ」です。またクエン酸の効果を最大限に高めるために生のフルーツ果汁が使用されたお酒を選ぶのも効果的です。

日本人はもともとお酒に弱い体質

お酒が弱い方は「なぜ自分だけお酒が飲めないのか?」といった疑問や悩みを抱えていることもあるでしょう。実は日本人はもともとアルコールを分解する時に発生する有害物質「アセトアルデビド」を速やかに分解できない体質です。その結果として少量のお酒でもすぐに酔ってしまうことになります。

もちろん同じ日本人でも個人差はあります。しかし、全体的に見ると黄色人種に属する私たち日本人はほぼ半数がアルコール耐性が弱いという調査結果も出ています。そのためお酒の弱さで悩んでいる方は決して自分だけではないということを理解しておきましょう。深く考えすぎると飲み会に参加するのがますます嫌になってしまいます。

お酒に弱い人でも飲み会を楽しくやり過ごす方法はたくさんある

お酒が飲めないという方に役立つ「飲み会を楽しむコツ」や「酔いにくい飲み方」などを紹介しました。一般的に飲み会というのはお酒をメインにして盛り上がるものです。

そのため、お酒が弱い人はどうしても場の雰囲気になじめずに孤立してしまう可能性があります。しかしお酒が飲めない人でもほんの少しの気遣いや気配りができれば飲み会を楽しくさせることもできます。またお酒を飲む人にはできない介抱など大事な役割を積極的に引き受けるのもよいでしょう。

こうすることで周囲からの孤立も避けることができ、お酒を飲む方から「いつもありがとう」と感謝されることもあります。また極力酔いが回らない飲み方もあわせて実践することを推奨します。近いうちに飲み会がある方はぜひ参考にしてください。

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