2023年7月18日 | お役立ち情報
【2023年】日本全国で開催予定の花火大会まとめ!
コロナ禍で、ここ数年は多くの花火大会が中止されていましたが、2023年は4年ぶりに全国各地で花火大会が開催されます。今年は久しぶりの花火大会を楽しみにしている方が多いのではないでしょうか。
しかし、今年も開催中止を発表している花火大会があるため、どこで開催が予定されているかわからない方も多くいらっしゃるでしょう。
本記事では、2023年に日本全国で開催予定の花火大会をピックアップしてご紹介いたします。お住まいのエリアで開催される花火大会をチェックしてください。
東北地区の花火大会
まずは東北地区で開催される花火大会の中から2つご紹介いたします。
第95回全国花火競技大会「大曲の花火」(秋田県大杉市)
日本三大花火大会にも数えられる大曲の花火大会。その歴史は古く、1910年(明治43年)に諏訪神社の祭典の余興として開催された「奥羽六県煙火共進会」が始まりです。花火競技大会は昼花火の部が五号玉5発、夜花火の部が十号玉(尺玉)2発と創造花火によって、参加する28社の花火業社の技が競われます。
2023年は8月26日(土)に開催予定で、18,000発の花火が打ち上げられます。
公式サイト:https://www.oomagari-hanabi.com
青森ねぶた祭協賛 第69回青森花火大会(青森県青森市)
毎年8月2日から7日まで、青森市内ではねぶた祭が開催されます。最終日の7日に開催されるのが青森花火大会です。ねぶたの海上運行と花火の競演を楽しめます。
1947(昭和22)年に青森ねぶた祭の前身・港まつりが始まり、祭りの一環として堤川で花火大会が行われたのが始まりです。
1955年からは、ねぶた祭の最終日である8月7日に花火大会を開催するのが定着しました。ねぶたの海上運航は、その年のねぶた大賞を筆頭に、各賞を受賞した大型ねぶたが出陣します。勇壮な武者絵巻と大輪の花火の競演は、青森でしか見ることができない花火大会として、市民だけでなく多くの観光客から愛されてきました。
2022年8月7日に3年ぶりとなる花火大会が開催され、2023年も8月7日(月)に10,000発の花火が打ち上げられる予定です。
公式サイト:http://aomorihanabitaikai.jp
関東・甲信越地区の花火大会
続いて関東・甲信越地区で開催される花火大会から5つご紹介いたします。
第46回隅田川花火大会(東京都台東区)
かつては「両国の川開き」という名称で1961(昭和36)年まで両国橋上流で花火大会が開催されましたが、翌年からは交通事情の悪化により開催できなくなりました。1978(昭和53)年からは現在の「隅田川花火大会」の名称となり、隅田川で復活します。
打ち上げ場所は上流へ移動して、打ち上げ会場は2カ所になりました。
第46回隅田川花火大会の日程は2023年7月29日(土)の19:00〜20:30です。
第一会場は桜橋下流〜言問橋上流で、約9,500発の花火が19:00より打ち上げ開始されます。第二会場は駒形橋下流〜厩橋上流で、約10,650発の花火が19:30より打ち上げられます。合計約20,000発の花火が打ち上げられ、観客数は95万人と想定されている日本最大級の花火大会です。
公式サイト:https://www.sumidagawa-hanabi.com/index.html
市制施行80周年・千葉県誕生150周年記念松戸花火大会イン2023(千葉県松戸市)
2023年の松戸花火大会は、松戸市制施行80周年および千葉県誕生150周年を記念して、通常より規模を拡大して開催されます。花火の打ち上げ数は国内最大級の25,000発です。
日程は2023年8月5日(土)で、花火は19:15〜20:45に打ち上げられます。
会場はJR「松戸駅」「北松戸駅」から徒歩約35分の古ケ崎河川敷スポーツ広場です。花火の種類は打ち上げ花火(2.5号玉、3号玉、4号玉、5号玉)、スターマイン、各種仕掛け花火などが予定されています。
公式サイト:https://www.city.matsudo.chiba.jp/miryoku/kankoumiryokubunka/matsuri/summer/matsudohanabi.html
第35回「神明の花火大会」(山梨県西八代郡市川三郷町)
甲州市川の花火の起源は、武田信玄が戦に用いた「のろし」に始まるといわれています。江戸時代には日本三大花火の一つだったともいわれていますが、いつしか途絶えてしまいました。
1989(平成元)年8月7日に神明の花火は、山梨県下で最大の花火大会として復活。
打ち上げ数は約20,000発で、全国でも数少ない2尺玉が打ち上げられます。2尺玉は約500メートルまで上昇し、直径約500メートルの大輪の花を咲かせます。
第35回大会のテーマは「新時代への狼煙〜未来を照らす華となれ〜」で、日程は8月7日(月)19:15〜です。
公式サイト:https://www.town.ichikawamisato.yamanashi.jp/shinmei/index.html
第75回諏訪湖祭湖上花火大会(長野県諏訪市)
諏訪湖祭湖上花火大会は、湖上から打ち上げられる花火が夏の夜空を彩ります。四方を山に囲まれているため、花火の音が山に反響して迫力満点です。
第1部では煙火師10社が参加して優勝や各賞を目指す競技花火が予定されています。第2部では水上スターマインを柱に「ミュージックスターマイン」など、諏訪湖でしか見られない音と光の迫力ある名物花火を楽しめます。2023年の日程は8月15日(火)です。
公式サイト:https://suwako-hanabi.com
長岡まつり大花火大会(新潟県長岡市)
日本三大花火大会に数えられる長岡まつりは長岡空襲から復興するために1946(昭和21)年に始まった「長岡復興祭」が起源です。8月1日に始まり、2日・3日に大花火大会が開催されます。
長岡花火を代表する「正三尺玉(30号)花火」、信濃川に架かる長生橋と大手大橋に仕掛けられる延長650メートルの「ナイアガラ大スターマイン」、約1秒間隔で10号玉花火が打ち上げられる「米百俵花火・尺玉100連発」、全長約2kmにもおよぶ「復興祈願花火フェニックス」など、迫力ある花火が夜空を彩ります。
公式サイト:https://nagaokamatsuri.com
北陸・東海地区の花火大会
北陸と東海地区の花火大会をそれぞれ一つずつご紹介いたします。
ぎふ長良川花火大会(岐阜県岐阜市)
ぎふ長良川花火大会は、2023年が第1回です。
岐阜新聞社、中日新聞社、岐阜市、岐阜商工会議所による実行委員会が設立され、2023年からは岐阜新聞社と中日新聞社それぞれが主催していた花火大会が一つになり「ぎふ長良川花火大会」が開催されます。
2023年は右岸の長良川公園と高橋尚子ロード上に、有料の花火応援席が設置されるため、長良川左岸から打ち上げられる迫力ある花火を正面から見られます。日程は8月11日(金・祝・山の日)、19:30〜打ち上げ予定です。
公式サイト:https://nagara-hanabi.jp
第76回沼津夏まつり・狩野川花火大会(静岡県沼津市)
戦後間もない1948年(昭和23年)に始まった沼津夏まつり・狩野川花火大会は、70年以上の歴史があります。開催日は毎年7月下旬です。2023年の日程は7月29日(土)・30日(日)に開催されます。
市街地での花火大会としては東海地方随一の規模で、打ち上げ数は12,000発です。スターマインや水中花火、フィナーレのナイアガラなど多彩なプログラムが沼津の夏の夜空を華やかに彩ります。
例年30万人以上が来場する沼津市の夏の風物詩で、2023年は市制100周年を記念した市民参加型のパレードや記念の打ち上げ花火も行われます。
参考サイト:https://numazukanko.jp/event/50051
近畿・関西地区の花火大会
近畿・関西地区で開催される花火大会を2つご紹介いたします。
第35回なにわ淀川花火大会(大阪府大阪市淀川区)
淀川を舞台に開催される「なにわ淀川花火大会」。2022年は例年と異なり8月の第4土曜日に開催されました。2023年は例年の開催時期に戻し、8月5日(土)に開催予定です。
19:30のオープニングから20:18〜のグランドフィナーレまで、60分間の国内最高峰エンターテインメントショーが真夏のなにわの夜空を鮮やかに彩ります。納涼船からは真上に上がる花火の迫力と幻想的な世界を楽しめます。
公式サイトによると、今年は高速道路工事に伴い、中津駅近辺から野田駅近辺の河川敷は完全立ち入り禁止になるとのことです。
最寄駅への到着が18:00頃を過ぎると打ち上げ時間までに会場に到着できない場合があるので、時間に余裕を持って向かったほうがよいでしょう。
公式サイト:https://www.yodohanabi.com
南紀白浜花火フェスタ(和歌山県西牟婁郡白浜町)
関西を代表するビーチ、白良浜で開催される「南紀白浜花火フェスタ」。2023年は8月10日(木)の開催で、約3,500発の花火が白浜の夜空を彩ります。昼間は海水浴、夜は迫力ある花火を楽しんではいかがでしょうか。
近年の大規模な花火大会は、有料観覧席のみで無料では入場できない花火大会が大半ですが、南紀白浜花火フェスタは有料観覧席がないので気軽に見に行けるでしょう。
また、白浜では南紀白浜花火フェスタ以外でも、7月16日、23日、30日、8月20日、27日の各日曜日に「SHIRAHAMA2023 花火ラリー」として、小規模分散型の花火イベントが実施されます。打ち上げ数は約800発で、海上スターマインは見応えがあります。
公式サイト:https://www.nankishirahama.jp/news/12689/
中国・四国地区の花火大会
中国・四国地区の花火大会を2つご紹介いたします。
福山夏まつり2023「あしだ川花火大会」~福山まちじゅう花火~(広島県福山市)
毎年8月13日〜15日に開催される「福山夏まつり」の、最終日15日にフィナーレを飾るのが「あしだ川花火大会」です。
芦田川の広い川面を生かした全長1.4kmの水上スターマインは西日本最長級です。打ち上げ数は16,000発で、音と光の競演が楽しめます。芦田川の両岸が観覧席になっているため、迫力ある花火を楽しめるでしょう。
公式サイト:https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/miryoku2023/287816.html
2023松江水郷祭 湖上花火大会(島根県松江市)
島根県の宍道湖上で開催される松江水郷祭 湖上花火大会は、山陰を代表する花火大会です。2023年は8月5日(土)、8月6日(日)の2日間、20:00〜20:45に開催されます。両日とも打ち上げ総数は10,000発です。打ち上げ時間は45分に短縮し、内容が凝縮された花火大会となります。
例年2カ所から打ち上げられていましたが、2023年は4カ所同時に打ち上げるようになりました。そのため直径300mの尺玉4発が横並びするワイドな演出を楽しめます。水郷祭名物の水中花火や空中大ナイアガラ金銀大瀑布などの演出も両日の演出に含まれています。
1日目は色とりどりの特殊変化花火で宍道湖に集結する神々を演出、2日目のグランドフィナーレは金色の三段咲しだれ大柳が会場を覆いつくす圧巻の演出が見どころです。
有料観覧エリア以外の公園内などは基本的に自由観覧エリアとなっています。ただし、場所取りは花火大会の18時まで禁止されているので、ルールを守って楽しく鑑賞しましょう。
公式サイト:https://suigosai.com
九州・沖縄地区の花火大会
最後に九州・沖縄地区の花火大会を2つご紹介します。
第36回関門海峡花火大会(福岡県北九州市門司区)
関門海峡花火大会は、海峡を挟んで福岡県北九州市門司区側と山口県下関市側の両岸から15,000発の花火が打ち上げられる西日本最大級の花火大会です。
1985(昭和60)年に下関で開催されるようになり、3年後の1988(昭和63)年からは「ふるさと関門は元気です」を合言葉に、門司と下関の合同開催になりました。2023年の開催日は8月13日(日)です。
門司会場も下関会場も19:40に開会式が行われ、19:50から花火の打ち上げが始まります。打ち上げ時間を30分に詰めて、両岸から15,000発の花火が関門海峡の夜空を彩ります。
公式サイト:https://www.kanmon-hanabi.love/
かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会(鹿児島県鹿児島市)
かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会は、15,000発の花火が鹿児島の夜空を彩る九州最大級の花火大会です。
2000年に始まった花火大会で、世界有数の活火山である桜島と、波静かな錦江湾という美しい自然景観を背景に1尺玉100連発や特別スターマイン、2尺玉同時打ち上げなど見どころたくさんあります。
2023年は10月に開催される「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」を記念した創作花火も披露される予定。開催日は2023年8月19日(土)19:20〜20:40(花火の打ち上げは19:30〜)です。
公式サイト:https://origin.kankou-kagoshima.jp/
花火大会には虫よけを忘れずに
夏の風物詩となっている花火大会は感動的な美しさを体験できますが、虫刺されに悩まされる人が少なくありません。
「かゆみで花火に集中できない」とならないよう虫よけ対策を忘れないようにしておきましょう。肌にやさしい虫よけ成分「イカリジン」を配合したフマキラーの虫よけを3種ご紹介します。
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利用しやすいタイプの虫よけを選んで、快適に花火大会を楽しみましょう。
まとめ
ここ数年はコロナ禍で多くの花火大会が中止になっていましたが、今年は多くの花火大会が再開されます。花火大会のほとんどが有料観覧席のチケットを販売しています。チケットを持っていない人は会場に入れないこともあるため、会場内から鑑賞したい方は事前に確認しておきましょう。
花火大会の再開を心待ちにしていた方が多いでしょうから、人気の花火大会は非常に混雑すると考えられます。駅の入場制限などがおこなわれることもあるため、時間に余裕を持って行動した方がよいでしょう。万全の暑さ対策と虫よけ対策で、花火大会を楽しんでください。