冬支度をしよう!コロナ禍だからこそ必要な準備やグッズを紹介

冬支度をしよう!コロナ禍だからこそ必要な準備やグッズを紹介

秋が深まってきたら、寒い季節に備えて冬支度をしておきましょう。冬の生活を快適かつ健康的に過ごすためにも、冬支度は大切です。寒くなってくると動くのが億劫になりがちですから、できるだけ早めにはじめておくとよいでしょう。

また、今年は通常の冬支度に加え、コロナ禍だからこそ必要な準備もあります。今回は、冬支度として済ませておきたいことや、感染対策のために準備しておきたいグッズなどをご紹介いたします。

冬支度として済ませたいこと

冬支度として秋のうちに済ませておきたいことをご紹介いたします。「冬支度」は秋の季語でもありますので、冬を迎える前にやっておきましょう。

エアコンフィルターの掃除

エアコンフィルターの掃除

寒くなるとエアコンが必要になりますので、秋のうちにフィルターを掃除しましょう。夏の冷房中に冷えてできた結露はそのままエアコン内部に残っているため、カビが発生しやすい環境です。本来、冷房運転の後に送風運転するのが理想的なのですが、せめて冷房を使わなくなった秋のうちに送風運転をして、エアコン内部を乾燥させておきましょう。

また、フィルターにはホコリがたまりますので、冬になる前に掃除機で吸い取ったり、水洗いしたりしておきましょう。フィルター以外のパーツにも汚れがたまり、放置しておくとカビの原因になりますが、水気に弱い電子部品もあるためお手入れには注意が必要です。汚れやニオイが気になるときは、エアコン専門のクリーニング業者に依頼したほうがよいでしょう。

また、本格的な寒さを迎える前に試運転をして、温風が出るか、異音や異臭がしないか確認しましょう。トラブルが見つかった場合は、購入店やメーカーに相談のうえ、修理も必要になるかもしれません。冬になっていざ使おうとしたら温風が出ないということのないよう、早めに点検しておくと安心です。

冬用のカーテンに取り替える

寒い冬に部屋の保温効果を保つには、部屋の暖かい空気を逃さず、外の冷気を入れないことがポイントです。前もって冬用の厚手のカーテンに取り替えておきましょう。窓周りの断熱のためには、気密性の高い遮光カーテンがおすすめです。

また、冷たい空気は下方へと流れるため、冷気を遮断するために床すれすれの長さにしましょう。冬はカーテンも衣替えして、部屋を暖かく保ってください。

窓に断熱シートを貼る

窓に断熱シートを貼れば、外の冷気を取り込みにくくなるため、部屋の中を暖かく保てます。断熱シートは100円ショップにも売っていますので、活用すれば光熱費の節約にもなるでしょう。

窓に貼るシートには、結露対策ができるものもあります。流れ落ちる結露を吸水するシートの働きで、カビの発生を予防できます。結露を放置しておくとカビの原因になりますので、水滴をしっかり取り除いて換気することが大切です。

小掃除をしておく

1年分の汚れを落とすため年末に大掃除をする習慣がありますが、何かと忙しいこの時期、予定どおりに進まないこともあるかもしれません。秋のうちに「小掃除」として、ある程度済ませておくと大掃除が楽になります。

また、真冬は寒さが厳しいため、屋外の掃除などはとくに億劫なものです。暖かい秋の日に掃除しておくと、体にも負担がかかりません。たとえば、窓拭きや換気扇の掃除などは秋のうちにある程度終えておくと、年末は軽い掃除で済ませられます。

衣替えをしておく

急に寒さが厳しくなっても慌てなくてよいように、衣替えをして冬物の衣料を出しておきましょう。早めに衣替えしておくことで、シワをのばしたり、陰干しして防虫剤の臭いを取り除いたりできるので、着たいときにすぐ着られます。お子さんの冬服や冬物インナーは、サイズが小さくないか早めにチェックしておくと安心でしょう。スリッパも冬用の暖かい素材のものに衣替えすれば、足元がポカポカして快適です。

コロナ禍の冬に必要な準備やグッズ

通常の冬支度に加えて、今年はコロナ禍ならではの準備やグッズが必要です。感染対策や免疫力アップのために用意しておきたいものをご紹介いたします。

加湿器

加湿器

冬は空気が乾燥するため、部屋の湿度も低くなりがちです。空気が乾燥すると肌や粘膜のバリア機能が低下して、菌やウイルスが侵入しやすくなります。空気の乾燥は体調面でのトラブルを引き起こす原因になるため、部屋の湿度を適切に保てるように加湿器を準備しておくとよいでしょう。

コロナ禍の現在は換気が重要といわれますが、定期的な換気により冷たい外気が入ると湿度は下がります。そのため、短時間で効果を発揮するパワフルなタイプや、湿度を自動的に管理できる加湿器が理想的です。

部屋の快適な湿度は40〜60%程度といわれています。湿度の管理ができる加湿器を用意するか、湿度計で定期的に部屋の湿度をチェックするのがおすすめです。

ただし、部屋の湿度は高ければよいというわけではありません。湿度が高すぎる状態だとカビや結露が発生しやすくなるため、加湿しすぎないことも大切です。湿度の高さに気づいたら一時停止するなど、加湿機を上手に活用して部屋を快適に保ちましょう。

加湿器については、「加湿器はいつからいつまで必要?加湿器が必要な期間について解説」でも詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

ハンドソープを切らさない

外から帰った際、手や指にウイルスが付着しているおそれもあります。ウイルスは洗い流すことが重要なので、ハンドソープや石鹸を使ってしっかり手洗いしましょう。手についたウイルスは、流水による15秒の手洗いで100分の1に減少します。さらに、ハンドソープで10秒もみ洗いしてから流水で15秒すすげば1万分の1に減少しますので、帰宅後の丁寧な手洗いを習慣づけましょう。ハンドソープの詰め替えタイプを切らしてしまうことのないよう、準備しておくと安心です。

【参考】ノロウイルスによる食中毒の現状と対策について

アルコール消毒液

アルコール消毒液

外出先から自宅にウイルスを持ち込まないためにも、アルコール消毒液を準備しておきましょう。帰宅後は素早く除菌できるよう、アルコール消毒液を玄関に置いておくと便利です。また、外出先で手を洗えないときのために、携帯用のアルコール消毒液を準備しておくと安心でしょう。携帯用消毒液には、ボトルホルダーが付属していてバッグに装着できるタイプもあります。1年中必要なものですが、冬はコロナ対策に加えてインフルエンザ対策のためにも、アルコール消毒液を準備しましょう。

手荒れ予防にハンドクリーム

冬は、手肌もカサカサに乾燥しやすいものです。コロナ禍では感染予防のため、手洗いやアルコール消毒の回数が増えました。会社や飲食店、スーパーなど、あらゆる場所の入り口に消毒液が設置されているため、1日に何度もアルコール消毒をすることがあります。

手洗いやアルコール消毒は手肌の水分量を減らすため、コロナ禍の冬は例年以上に手肌の乾燥が気になるでしょう。冬に備えて保湿力の高いハンドクリームを用意しておくと手肌の潤いを守ることができます。日中に何度も塗るのが難しい場合は、寝る前にハンドクリームをたっぷりと塗り、綿のマスクをつけておくと効果的です。コロナ禍に手荒れを悪化させないためにも、ハンドクリームを用意しましょう。

入浴剤

感染症対策には、免疫力を下げないための取り組みも大切です。免疫力を下げる原因となる体温の低下やストレスを解消するため、ゆっくりと入浴して全身を温めましょう入浴剤を使えば温浴効果が高まるうえ、香りによってリラックス効果も得られます。

お風呂でしっかり体を温めれば、快適な睡眠につながりやすくなるでしょう。冬のお風呂は入浴剤を使ってゆっくりと体を温めてください。

マスク

マスク

コロナ禍で1年中マスクが必要になりました。2020年春のようにマスクの供給不足で値段が高騰することはなくなりましたが、冬に備えてある程度のストックを確保しておくと安心でしょう。夏はクールな感触のマスクが人気でしたが、冬用として温感マスクも登場しています。暖かい素材のマスクでコロナ対策をしながら、冬の冷たい空気からも口元を守りましょう。真冬の外出用に準備しておいてはいかがでしょうか。

マスクをパワーアップさせるアイテム

コロナ禍の必須アイテム「マスク」を、さらにパワーアップすることのできるフマキラー「ウイルシャット マスクでブロック」。スプレーするだけでウイルスや細菌を99.9%除去し、抗菌効果は24時間持続します。消臭&防臭効果で、マスクのニオイも気にならなくなり快適。アルコールフリーで肌にも優しく、安心して使えます。

市販の布製および不織布製マスクに使用可能で、とくに不織布製マスクに高い効果を発揮。外出時のコロナ対策アイテムとして、ぜひご活用ください。

まとめ

今回は、冬支度として済ませておきたいことや、コロナ禍だからこそ必要な準備やグッズをご紹介いたしました。今や1年中感染対策が必要となりましたが、冬は新型コロナウイルスだけでなくインフルエンザの対策も必要なので、気を緩めないようにしたいものです。

冬は空気が乾燥するため湿度を適切に保つことが重要ですが、コロナ対策のためには換気も同時に必要です。おうち時間が増えるコロナ禍ですが、加湿と換気のバランスを取りながら冬を快適にお過ごしください。

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