2017年5月10日 | お役立ち情報
飲み会が嫌いな人に知ってほしい!苦手意識を克服し、少しでも楽しく乗り切るコツ
飲み会が嫌いな人は、飲み会が近づくにつれて憂鬱な気分になっているでしょう。
できれば避けたいものですが、何回も断っていたら「ノリの悪い奴」と思われ、それが次第に仕事に影響してくる可能性もありえます。
確かに飲み会の席ほど、同僚や上司と心の距離を近づけるケースはないので、あまりにも不参加ばかり続くと会社の中でも浮いた存在になってしまうことも考えられます。
そこで飲み会が苦手な人にうまく乗り切れる方法を伝授しましょう。
そもそも何で飲み会は嫌なんだろう?
人見知りで話すのが苦手
1番多いのが「人見知りだから嫌だ」という意見。
- 飲み会どうこうじゃなくて、そもそも人と話すのが苦手
- 普段しゃべったことがない人とうまく話せる自信がない
- 何を話せば良いか分からない
- 話を盛り上げる自信がない
このようにマイナスイメージしか無くて、行っても楽しめないという考えが働いてしまいます。
会社でなく学生でも、飲み会に参加しなければいけないというケースもあるでしょう。
人見知りにとって、人生最大の難問と言っても過言ではありません。
拘束時間が長い
飲み会の嫌なところは、「とにかくお酒好きの人に合わせて拘束時間が伸びがちなところ」です。
酒好きの人にとっては、例えば2時間なんてあっという間でも、お酒が嫌いで話すことも苦手な人にとっては、まさに地獄の時間。
予め居酒屋などを貸し切って時間が決まっていれば良いのですが、ワンルーム丸々貸し切って特に時間制限がない場合だとやっかいですね。
自分のやりたいことに時間を使えず、ただ単に苦痛な時間を過ごすというのが、飲み会が嫌いな理由として挙げられる要因です。
お酒が飲めない
お酒が飲めない人にとっては、飲み会はかなり苦痛なもの。
自分は完全にシラフなのに周りが酔っ払って愚痴を吐いたり、横柄な態度になっているところを見ると、かなり嫌な気分になってしまいますね。
お酒が飲めないとそれだけで近寄ってきてくれず、隣の人が別の人と話してしまうケースもよくあります。
かといって無理に飲んでも意識を失ったり、顔が紅潮するなどの変化があるので無茶なことはできません。
お酒が飲めない場合は、常日頃からちょっとずつお酒をたしなみ、慣れていくしかないでしょう。
お金を使うのがもったいない
飲み会は半強制的なところがありますから、自分が嫌だといっても参加しなければいけないことも多いです。
それなのに、1回の飲み会につき3000円から4000円ほどの出費が必要になります。
「そんなことにお金を出すぐらいだったら違うことに使いたい」という人も多いです。
しかもお酒が飲めない場合、飲み放題がついているとなんでそんなお金まで払わなきゃいけないんだ、と非常に不満が募る状況になります。
会社によっては年に数回飲み会があるので、それだけで数万円の費用になってしまうこともあります。
嫌いな人が参加している
どんな人でも、嫌いな人が同じ空間にいるのは居心地の悪いこと。
その嫌いな人物(例えば上司)が楽しそうに話していたり、女性社員と仲良くしていたりすると一段とむかつきますね。
最悪、その上司から無茶ぶりなどをされて恥ずかしい目にあってしまうなんてことも・・・。
これはパワハラですが、なかなか公になっていないことも多いので、あなたが同じ目に遭ってしまう可能性もなくはありません。
これらも飲み会に参加したくない一因として挙げられます。
アレルギー体質
「じゃあ今日はたくさん飲んじゃってください!」と盛り上げている場面で、
「すいません、自分はイカアレルギーなのでこの刺身は食べれないです。」
「すいません、甲殻類を食べると蕁麻疹が出ちゃうので・・・。」
このように発言すると、周りも若干引いてしまいます。
自分自身も出される料理一つ一つ、気にしなければいけないのは疲れます。
一人暮らしをしている人なら自分が食べる物を把握していますし、家族と住んでいる人でも自分のアレルギーを知って料理を出してくれるでしょう。
しかし飲み会のような席では、いちいち一人一人のアレルギーを調べて料理を注文してくれているわけではありません。
そういったところでもアレルギー体質の人にはストレスを感じてしまう部分です。
飲み会の席で楽しく乗り切る対策を考えよう
まずは断る方法を模索
参加してもどうせ楽しめないから断りたいという人も多いです。
そういった人は、とりあえずどんな方法で断れるか考えてみましょう。
ただし、毎回断れるわけではないので例えば、3回に1回ぐらいは参加する意識を持ちましょう。
全く参加しないと、あなたに対する周りの見方も変わってくるので注意が必要です。
ちなみに断る手段として王道なのは下記のようなことがあります。
「ちょっと親の体調が悪いので今回は不参加で。」
「当日はどうしても抜けられない家のことの手続きがありまして。」
「子供が寝込んでいるので早めに帰ります。」
「その日はちょうど奥さんと子供を実家に迎えに行く日でして。」
「ちょっとその日は学生時代の友達と会うことになっていまして。」
このようにいくつか言い訳として断る方法はありますが、毎回断っているとうそ臭くなってしまうので、数回のみしか使えないと思っていた方が良いです。
席は角のポジションを確保する
そして参加することになった場合、楽しめるかどうかはポジションが重要なキーになります。
プライベートな話などしたくない上司が隣の席になったら最悪です。
話すことが辛いばかりか、帰るのも遅くなります。
遅れて行くと残った席しかないということもあるので、飲み会は早めに参加するのがおすすめ。
そして帰りやすい出口側の席を取り、できれば角がベストです。
四方八方に人がいるところだと、話す相手はたくさんいますが、逆に常に周りの目があるので途中退室がしにくくなります。
早めに行って角のポジションを確保しましょう。
仲の良い人と一緒に座る
飲み会が楽しくなるかは周りの状況次第。
常日頃よくしゃべる人が隣にいないと、かなり飲み会がつまらなくなります。
普段しゃべらない人としゃべってみて、意外な発見があり、そこで仲良くなるというケースもありますが、人見知りの人はそこまで行くのは難しいでしょう。
心落ち着く人なら別にしゃべらなくても緊張せずに済みますし、会話を盛り上げなければいけないという使命感も生まれません。
もし、仲の良い人と離れ離れになってしまったら、程よいタイミングでトイレに行くなどして、その人の隣を狙うのも一つの手段です。
後腐れない人と話す
飲み会で話す相手は、後でねちねちと言ってこない人が理想です。
例えば酔っている時に口を滑らせて失礼なことを言ってしまうかもしれません。
それでも大きな心で許容してくれるような人の隣を選びましょう。
「何か失礼なこと言ってしまわないか心配」、「しゃべらないと自分のことをつまらない人物と思いそう」など余計な心配がなくなります。
意識したいコミュニケーションの取り方
予め話したい話題を用意する
飲み会の席では、何を話せばよいかわからないという人も多いです。
そうならないために、仕事のこと、あるいはプライベートなことなど何でも良いのでトークテーマをいくつか考えて飲み会に臨みましょう。
ちょっと、ざっくばらんに話せそうな人なら、
「最近は不倫のニュースが多いですね。ああいうのって一般人でも増えているんですかね?」
などとエンタメ的な話題を振るのもOKでしょう。
逆にちょっと真面目なタイプの方が隣に来たら、仕事の話を振るのが無難です。
「出張で定時を過ぎて、8時頃会社に戻ってくることがあるんですけど、そういう時はそのまま自宅に帰っちゃっても大丈夫ですかね?」
など何でもいいので日頃、疑問に思っていることを相談してみましょう。
相手に合わせる
隣がよくしゃべる人なら、特に自分から話し始めなくても相槌を打っているだけで会話が成立します。
「そうなんですか!」
「マジですか!」
「すごいですね!」
などの相槌だけでも相手は気持ちよくしゃべってくれます。
あまり否定したり、自分の意見を言うとかえって相手が話しにくくなります。
相手はとにかく自分の話を聞いて欲しいという気持ちが強いので、色々な意見をその場で伝える必要はないです。
実はこれは、飲み会を乗り切るのに良い相手と言えます。
話の内容に困ってしまうような相手ほど時間が長く感じるので、ちょっとお喋りな人の隣に行くのも一つの手段です。
情報収集の場と割り切る
飲み会をただただ漠然と、「早く時間が過ぎないかな」と思っているのは苦痛でしかありません。
そう思うぐらいなら情報収集の場と割り切ってみてはいかがでしょう。
例えば、
- 課長は意外と年下にフランクに話されても怒らない
- 部長は悪いことでも正直に話す部下だと話しやすそう
- ○○さんはスマホのアプリの話題になるとよくしゃべる
などと情報収集することで、それを仕事に生かせる可能性があります。
飲み会が終わってから上司に接するとき、「こんなしゃべり方だと快く対応してくれる」などと分析が役立つときがあります。
まとめ
以上、飲み会が嫌いな人に参考になる情報を紹介しました。
飲み会を欠席するのがもうしんどいなと思ったときは、飲み会でいかに楽しく過ごすかという考えにシフトしていきましょう。
飲み会はいろんな人と話さなければいけない場ではありません。
飲みが進むにつれて、隣の人としかしゃべらないなんてこともよくあります。
「自分の株を上げたい」などと難しいことは考えず、自分にストレスがかからない状況を考えれば飲み会もそれほど苦にならないはずです。
ここで紹介したことを実践して飲み会嫌いを克服していきましょう!