こちらのお店について教えてください。

ル・トレトゥール 024は、ヘルシー＆ナチュラルをテーマにした店です。
日本全国の生産者の方々と直接繋がり、旬の食材を使って、お客様に喜んでいただけるようなお惣菜を提供しています。

生産者の方々とは
どこで出会うのでしょうか？

自分自身、美味しいものを求めて常に全国にアンテナを張っています。
気になる食材があれば、実際にその生産者の方を訪ねるのですが、お知り合いになった生産者の方同士の繋がりで、ご紹介を頂くことが多いです。
こだわって物を作っている人同士って、つながるんですよね。
その繋がりの中で「こんな良いものがあるよ」と、紹介頂く事も多いです。

生産者さんとの出会いの例があれば
教えてください。

例えば、広島県尾道市の因島で生産されている「しまなみリーフ」の生産者さんとの出会いですね。
広島県は僕の地元でもあるのですが、同級生が「こんな美味しいものを作っている人がいる」と、紹介してくれました。
もう3年くらいお付き合いさせて頂いていて、お店でも「しまなみリーフパスタ」など惣菜として提供しています。
東京で「しまなみリーフ」を扱っているのは、まだうちの店だけだと思いますが、味が非常に濃くて、すごく美味しいんですよ。
生産者さんから相談頂き、しまなみリーフのレシピブックも監修させて頂きました。
少しずつ、地元広島県を盛り上げていけたら嬉しいですね。
お店で扱っている食材は全て、自分が知っている人が生産してくれていて、その良さも、自分自身でよく把握している。
自信を持って、美味しいと思える料理をお出しできますよね。
お店の常連さんは、そういうお店の背景を知ってくれているお客様。生産者とお客様の『おいしい』を繋ぐ、素敵な三角関係を作る事。
そして、笑顔を作る事が、私の役割でもあるし、自分自身の喜びでもあると考えています。
それと同時に、お客様の口に入れる料理を提供するものとして、その責任は常に感じていますね。

コロナ禍、飲食店における除菌意識について
変化はありましたか？

マスクをする。換気をするなど、感染予防については意識するようになりましたが、除菌意識については、特に変化はありません。
飲食を扱う仕事をしている者にとって、衛生に気を配るという事は、味うんぬんの前に、最低限というか、最大限気をつけるべき事です。
うちの店では料理だけでなく、接客して、お金も触りますし、恐らく一日に100回以上手を洗っています。
調理器具や器の除菌、まな板や台拭きなど全てに気を配りますね。
そこまで徹底していても、食中毒は起こってしまうものです。
お店に来て頂くお客様の、『美味しい』だけでなく『安心』に応えるためにもそこは徹底していますね。
笑顔を作ることが、料理人の役割であるとお話しましたが、除菌は、そのためのひとつであると考えています。

食材に直接除菌スプレーをかけることについて、
どう思いますか？

まずは料理する前によく手を洗う。
そして、食材をよく洗う。
調理器具の除菌を行う。

そういった、衛生対策をしっかりやったうえで、あくまでも最後の保険的な役割として、あるべきなのではないでしょうか。

フードキーパーが、全てを解決してくれるわけではないはずですし、ベースにちゃんと衛生意識があるべきだと思います。

フードキーパーは、アルコールだけでなくグレープフルーツ種子エキスが配合されていて、アルコール臭がきつくなくて、食品に使いやすい。
すごく良い商品ですよね。
一般家庭でも取り入れやすいのではないでしょうか。

最後にフードキーパーに期待することはありますか？

直接除菌スプレーを吹きかける習慣は、これまで一般家庭にはありませんでしたよね。
温かい季節になれば、お子さんにお弁当を作る親御さんも増えると思いますが、『美味しい』を、もっと『安心』にしてくれるものとして、そして、衛生意識を高めてくれる存在として、多くの方に使ってもらって、広まってくれると良いですよね。