第2弾
子どもの好き嫌い
克服するべきか問題
たくさんの方の調査への
ご協力ありがとうございました!
あなたは子どもの好き嫌い、
克服したほうがいいと思いますか?
小学校の先生、お医者さんなど、
有識者の役立つ知恵をしっかり紹介したいと思ったら、ながーくなってしまいました。
全部で10テーマ、47コメント。読みごたえあります。
子どもたちが苦手な食材を使って
ピザ作りに挑戦!
自分で料理すると、本当においしく
感じられるのかな・・・?
こんな声かけしたらラクになるかも。
子どもに響く声かけテクニック集。
第3弾
注文から100日くらいかかるレストラン
#100日後においしくなる
100個くらいの発見
「種まき」(1〜3週目)
畑の世界は、知らなかったことだらけ!
真夏の畑は暑かったけど、直で触れる土はふかふかでアスファルトとは違う匂いがしたそうです。
種に土を密着させることで水を吸いやすくなり、芽が出やすくなります。
元気に育つかな?
元気に育つかな?
ストローみたいな口で葉や茎の汁を吸っちゃうんです…
田んぼの中のいる害虫を食べてくれるんだって!
かいわれだいこんに似てる。
だいぶ苦しそうでした。
毎日水やりをしました。元気に育ちますように。
種をまいて4日目です。
子葉って言葉を知ってるなんて、勉強してて素晴らしい!
今はどれだけ生き残るかの様子見です…
「育てる1」(4〜8週目)
育てるって、こんなに失敗するものなのか…
畑の雑草が主食です。野菜もヤギも、一緒に大きくなろうね。
おそらくキャベツ苗立枯れ病とのこと。
カビの一種なのですが高温多湿で発生しやすく、今年は畑でも度々見られたそうです。
小さいながら紫ダイコンは紫色が出ていますね。
間引き菜も味噌汁や炒め物の具として美味しいんだって。
既にモンシロチョウの卵が!
あわててカダンセーフをすべての葉にまきました。
翌日に見たら無くなってました。ほっ。
すぐに芽が出るので面白いです。
子どもシェフの反応は「こっちが早く大きくなるといいね」くらいであまり興味なさそうで、親のほうが楽しんでます。
慎重に一枚の葉を摘み取って、豪快にいただきま〜す。
「ちょっと苦いけど、自分で育てたからおいしい!」
すごい。もうベビーではないサイズに育ってる。
ケール、一緒に育てた枝豆とオクラも収穫して、サラダでお味見しました。
良かった良かった、もう少し頑張れと親子で見守ってます。
田んぼでよく見かけるこれ、「はざ掛け」と言って、稲を湿度の低い秋の日差しで天日干ししているんだって。
再挑戦は大成功!今度はたくさん収穫できました!
すくすく育っています。
愛着が湧いてなかなか抜けずにいたら…
なんと「スベリヒユ」という食べられる山野草!山形では郷土料理なんだって。
今年は猛暑の影響が大きく、例年に比べると成長がまだまだ😅
これから気温が低くなるので、成長を期待しています。
「育てる2」(9〜11週目)
育ち方にも個性があるって知ってた?
何でもあきらめられない性格なのでなんとか復活させたい一心でお世話して復活させました。あきらめの悪さに拍手👏😄
不思議です。
強い風が吹いて種が手から飛ばされてしまいました。
そうだった、植物は種を遠くまで運ぶために色々な方法をとるんでしたね。
朝からいいもの見ーつけた。
前回、プランターをひっくり返したりてんやわんやでしたが今回は何事もなく収穫したいと思います。
写真の左が青紫色、手前真ん中が緑色、右側が白色です。
発見した感動と喜びといろいろで大興奮でした。
水やりし過ぎはダメなんですね💦
子どもは「大きくなったじゃん!」と一言のみであまり関心示しませんが…親の方が楽しんでいます。
どちらも大きくなってきましたよ!
根っこの方が出てきたのかな?土をかけた方がいいかな?
なんていいながらも何もせず見てます…
人間が過ごしやすい季節は、大根も過ごしやすいのかな。
もうすぐ収穫できそう。楽しみです。
ハムスターの「もふちゃん」もおいしそうに食べてます。
わたしもおいしく食べます。
減らない事を願います…
芽の数が減ったら番長皿屋敷のお菊さんみたいな数え方になるのでは?とドキドキしてしまいます…
そこで支柱のかわりにわりばしに力を貸してもらいました。
1週間くらい様子を見ると茎がまっすぐになってきた!よかった!
どこまで大きくなるかなぁと試したい気もするけど…
葉物はいつ食べても正解なんだって。迷うなぁ。
「育てる3」(12〜14週目)
この野菜なら、もうすぐお客様に出せそう!
根っこをかじったりとあまり歓迎はできないんですが、畑のあちこちにできてちょっと面白いです。
しっかり掘ったつもりでも出てきてしまいます。
そのままジャガイモも収穫できてしまったりするのですが、ちょっとお邪魔。
超辛い…ではないから大丈夫。
水のあげすぎ?足りない??と迷っていたら、追加で肥料を少しやるといい、と教えてもらいました。
やってみよう!
取った葉を「食べて!」といきなり渡されることもあります💦
ナポリタンに添えていただきまーす。
みんなで2枚づつくらいお味見しました。
「このたまご、動けるのかしら?」と親鶏も言ってるみたい。
ずっとそのままにしても、虫に喰われたり枯れたりせず食べられるんだって!トウガラシってすげーぜ!
ナメクジの家族そろって「卍」みたいな字で寝てました。
半分食べて「ニガイ…😅」やっぱり苦かった😅
いつもは食べない葉っぱも自分が育てていると数枚は食べられました✨
食わず嫌いはもうおしまいです。
「お味見」というシチュエーションがよりおいしくさせるのか、料理として食べるときよりおいしく感じる!
食べ方の工夫でこんなにも違うんだねー🤩
収穫した野菜を使ってサラダとピザをつくりレストランに先んじて食べてもらいました。
「苦いけどおいしいね」と食べてくれました😋
夏にはお水たっぷりだった水田がカラッカラの地割れ状態。
こうして冬の間に土の中に栄養を蓄えて、また来年元気な稲を育ててくれるんです。
60℃以上の高温で発酵させて雑菌を駆除。3ヶ月くらいで出来上がり。
出来立てはピリッと辛いけど、熟成するうちにまろやかな旨味になるんだって。
数滴で、辛ウマの大人味。
今年は大変な暑さだったけど、イモの成長にはとっても良かったみたい。
おいしくいただきまーす!
「収穫」
うれしい!楽しい!大きくなった!!
家でのプランター栽培とは比べ物にならないくらい大きくなっていてビックリしました。
もうほぼ森だね(笑)
太くて立派な大根が姿を現しました。
運ぶのも一苦労でしたが、畑の収穫ならではの達成感でした!
スーパーで見たことあるのは白だけだったけど、他のもかわいかったよ。
カラフルだとお料理が映えるね。
立ったまま葉っぱの元を持って、真上にまっすぐひっこ抜く!
そうすると折れずにスルッと抜けるよ。
種植えした時の深さによって大きさが変わるらしい。
スーパーで売ってる大根が同じ大きさなのは、一定の深さに種植えできる農家さんの技らしい。
剥がすように収穫します。
そうすると内側の葉っぱが大きく育って
後でまた収穫できるんだって。エコだね。
よーくみたら白くて細かいトゲがいっぱい。
小さい葉っぱの方がやわらかいよ。
大根おろしみたいな辛い味。
たくさん食べてくれる様子がとても可愛かった。
「大根の葉っぱになります。ごゆっくりお楽しみください」
右は、畑のケール。
同じ時期に育てたはずなのに、大きさも色も全然違う!
やっぱり大地の恵みってすごい。
「レストラン開店」
100日間の集大成!最高の10品をめしあがれ。
子どもシェフの完成!
気分もおもてなしモードになってきました😆
だから手洗いだけじゃなくて、しっかり消毒。
これもシェフの基本なのだ。
自分で起こした火で作った料理って、
美味しい気がするのはなぜだろう?
あれ?生で食べるより甘くなったぞ?
お客様には安全にお料理を提供しなくちゃね。
見た目も味もちょっと違います。
もちろん切る時の固さも。
包丁、上手にできるかな?
すっごい力を入れて、ノコギリ式に包丁を動かしたらやっと切れた、みたいな感じ。
小さい爆発が起きてるんだって。
ふっふっふ、ぼくは今、化学反応を起こしているのだ…!
お料理を提供するときはドキドキ。
こぼさないかな。お料理の名前、ちゃんと言えるかな。
おもてなししたいからこそ緊張するんです。
提供後、我慢できず「お肉食べたい!」とおねだりしに行きました。
料理の説明もできてこそ、一人前の子どもシェフだ!
お野菜もおいしいけれど、お腹が空いてるときはなんだかんだ言って肉!が一番人気。
丸太に空洞を見つけたので、そこに合う木を探して詰めてみたくなったのかな。
お友達と協力しながら時間を忘れて没頭していました。
これは丸太に乗ってみんなで揺らしているところ。
農園・レストラン運営監修
株式会社 農天気 代表取締役 農夫
小野 淳
(株)農天気代表取締役農夫、
NPO法人くにたち農園の会理事長。
東京国立市のコミュニティ農園
「くにたち
はたけんぼ」などを経営。
NHK BSプレミアム「菜園ライフ」監修・実演。
著書に「東京農業クリエイターズ」
「食と農のプチ起業」(イカロス出版)他。
していると「美味しさ」について
よく考えます。
苦手で全く食べられなかった野菜が
なぜか畑で収穫してみんなと調理したら、
美味しい食べ物に変身していた…
という瞬間をよく見かけます。
野菜も畑も一緒に食べる人たちも
みんな生き物で、どれとして同じではなく、
その時その時に、どんな食卓が
生まれるのかで
美味しさも生き物のように
変化していくのだと思います。
今回がそんな美味しい瞬間であれば
とても嬉しく思います。
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「注文から100日くらいかかるレストラン」の食材は、
園芸用品カダンシリーズを使って育てました。