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『第8回フマキラー 囲碁マスターズカップ』決勝 依田九段が初優勝!!

2018.07.26

~7月21日、日本棋院東京本院で対局、主催:日本棋院~

フマキラー株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大下一明)が協賛する公益財団法人日本棋院主催『第8回フマキラー 囲碁マスターズカップ』の決勝戦が、2018年7月21日(土)、日本棋院東京本院(東京都・千代田区五番町)にて行われ、依田 紀基九段が白番中押しで初優勝を飾りました。
決勝戦は、依田 紀基(よだ のりもと)九段と片岡 聡(かたおか さとし)九段の対局となり、片岡九段が優勢の局面もありましたが、最終的には依田九段が白番中押しで勝利し、初優勝を決めました。

『フマキラー 囲碁マスターズカップ』は、七大タイトル(棋聖戦、名人戦、本因坊戦、王座戦、天元戦、碁聖戦、十段戦)を制した日本囲碁界最強レベルの棋士が競演する、50歳以上の賞金ランキング上位者による史上初のトーナメントとして誕生しました。今回で8回目となり、本選は1回戦、2回戦、準決勝、決勝が行われました。決勝戦当日は、日本棋院東京本院で大盤解説会が行われ、会場には熱心な囲碁ファンが多数詰めかけ、大スクリーンに映し出される対局の行方を見守っていました。

囲碁は伝統文化として教育現場にも導入され、礼儀作法を学ぶ「心の教育」と、脳の活性化をもたらす「知の教育」の両面に効果的に活用されています。フマキラーは、囲碁によって得られる「マナー」「構想力」「計算力」「先見力」といった能力は、ビジネスにおいても重要であり、日本の将来を担う優秀な人材の育成にもつながるとの判断から、この競技の魅力を広く伝える本大会に第1回から協賛しています。


左から、日本棋院小林副理事、片岡九段依田九段フマキラー大下社長大下副社長

大盤解説会の様子

『第8回フマキラー 囲碁マスターズカップ
大会概要

■名  称: 第8回フマキラー 囲碁マスターズカップ
■主  催: 公益財団法人日本棋院
■協  賛: フマキラー株式会社
■日  程: 本戦  2018年4月〜6月
準決勝 2018年7月7日(土) 広島対局(ANAクラウンプラザホテル広島)
決勝  2018年7月21日(土) 日本棋院東京本院
■優勝賞金: 500万円(準優勝150万)
■出場資格: 50歳以上の現役棋士とする(2018年1月1日現在)。
本戦16名のトーナメント戦とし、優勝以下を決定する。
本戦シードは現役タイトルホルダー及び経験者、前期優勝者、前期準優勝者とする(第8回は14名が該当)。
本戦16名に満たない場合は予選枠を設ける(今期は2名の予選枠)。
予選参加資格者は2017年度賞金ランキング上位者4名とする。
予選参加資格者4名が対局を行い2名選出する。
■大会方式: ノックアウトトーナメント戦
■対局ルール: 持ち時間1時間(5分前から一手60秒の秒読み)
■本戦シード出場棋士: 小林 覚 マスターズカップ王者/趙 治勲 名誉名人(前回準優勝)小林 光一 名誉棋聖二十四世本因坊 秀芳林 海峯 名誉天元大竹 英雄 名誉碁聖王 立誠 九段武宮 正樹 九段依田 紀基 九段王 銘琬 九段工藤 紀夫 九段羽根 泰正 九段片岡 聡 九段彦坂 直人 九段
■予選参加棋士
(本戦出場者)
淡路 修三 九段小松 英樹 九段
■歴代王者: 第1回 趙 治勲 名誉名人
第2回 王 銘琬 九段
第3回 小林 覚 九段
第4回 趙 治勲 名誉名人
第5回 趙 治勲 名誉名人
第6回 小林 光一 名誉棋聖
第7回 小林 覚 九段

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