移植(いしょく)
植物をビニール製の鉢などから
鉢やプランター、花壇に植え替えること。
一年草(いちねんそう)
種をまいてから、花を咲かせて枯れるまでが一年以内の草花のこと。
ペチュニア、パンジーなど。
一発肥料(いっぱつひりょう)
一度の施肥で効きめが長く続き、植え付け時に元肥として土に混ぜておけば、開花・収穫まで追肥がいらない肥料のこと。
ウォータースペース
水やりの際に、水があふれないよう一時的にためておくスペース(土の表面から鉢の上縁までの空間)のこと。
追い肥(おいごえ)
生育途中で与える肥料のこと。追肥。
置肥(おきひ、おきごえ)
土の中に混ぜ込まず、植物の根元等に置く肥料のこと。
お礼肥(おれいごえ)
開花後や収穫後に、消費した栄養分を補うために与える肥料のこと。
温暖地(おんだんち)
年平均気温が12~15℃の地域のこと。
株分け(かぶわけ)
大きくなった株をいくつかに分けること。
植物を増やす、植物をリフレッシュさせるといった目的がある。
株間(かぶま)
植物を植えつけた時の、株と株の間隔。
寒肥(かんごえ)
植物が休眠している冬の間に、春からの生長を促すために与える肥料のこと。
潅水(かんすい)
植物に水をやること。
客土(きゃくど)
土壌改良方法の1つ。他の場所から質の良い土を運びこんで入れ替えること。
切り戻し(きりもどし)
伸びすぎた枝や茎を切り取る作業のこと。
株の大きさや形を整える、新芽の成長を促す、風通しをよくして病気や害虫を予防するといった目的がある。
コンテナ
鉢やプランターなど、植物を育てるための容器の総称。
コンパニオンプランツ
近くで栽培すると、病害虫の予防や生長の促進など互いによい影響を与え合うことが期待できる植物のこと。
挿し木(さしき)
枝や茎、葉、根などの一部を切り取って土に挿し、新しい根や芽を出させる繁殖方法のこと。
地植え(じうえ)
庭や花壇などの地面に直接植物を植えること。
支柱(しちゅう)
植物が倒れないように支えとして用いる棒などの資材のこと。
風通しや日当たりがよくなるメリットもある。
遮光(しゃこう)
植物に当たる強い日差しを和らげるために、ネットやよしずなどで光を遮ること。
条間(じょうかん)
「条(じょう)」とは作物を植えつけた
列のこと。条と条の間隔を条間と呼ぶ。
剪定(せんてい)
不要な枝や葉、茎を切り落として
植物の形や株を整えること。
多年草(たねんそう)
一度植えれば毎年花を咲かせる草花のこと。
ガーベラ、キキョウ、アネモネなど。
中耕(ちゅうこう)
植物の栽培中に固くなった土を軽く耕すこと。水や空気の通りがよくなる、根の張りがよくなる、雑草を防ぐといった効果がある。
追肥(ついひ)
生育途中で与える肥料のこと。追い肥。
土寄せ(つちよせ)
植え付けてある植物の株元に土を盛ること。
雨や水やりで株元の土が少なくなり、
露出してしまった根を覆うために行う。
定植(ていしょく)
苗床(種をまいて苗の状態まで育てるためにつくった場所)や鉢で育ててきた苗などを、花壇やプランターなど最終的に育てる場所に植えかえること。
摘心(てきしん)
枝や茎の先端にある芽を摘みとる作業。
ピンチともいう。
わき芽の成長をうながし、花をたくさん咲かせたり株のボリュームを増すために行う。
天地返し(てんちがえし)
花壇の土を掘り返して、
表面の土と下の土を入れ替えること。
植物の生育をよくするため土づくりの方法。
土壌改良(どじょうかいりょう)
通気性や排水性、保水性といった土の性質を改善し、植物栽培に適した状態にすること。堆肥や腐葉土なども土壌改良剤として使われる。
悪玉菌※の増殖を抑える放線菌などによって、土壌フローラ(土壌に存在するさまざまな微生物とその状態)を整えることも土壌改良の一つ。
※フザリウム
二年草(にねんそう)
種をまいてから、開花・結実して枯れるまで
約2年を要する植物のこと。
パセリ、タチアオイなど
根詰まり(ねづまり)
鉢の中で根が伸びすぎて過密状態になり、
水や養分が吸収できなくなった状態。
根鉢(ねばち)
鉢などから植物を引き抜いた時についている、根と根のまわりについている土がひと塊になった部分。
根張り(ねはり・ねばり)
根が土中に張り広がること。十分に根が張っている状態を「根張りが良い」という。
培養土(ばいようど)
植物にあわせて数種類の用土や肥料を
あらかじめブレンドしてある土のこと。
鉢上げ(はちあげ)
苗床(種をまいて苗の状態まで育てるためにつくった場所)などで育ててきた苗を、鉢に植え替えること。
鉢替え(はちがえ)
植物が成長して鉢が窮屈になったとき、
ひと回り大きな鉢に植え替えること。
鉢底網(はちぞこあみ)
鉢やプランターの底に敷く網状のネットのこと。土や石が流れ出ないようにしたり、穴から害虫が入ってくるのを防いだりする。
鉢底石(はちぞこいし)
水はけや通気性をよくするために、
培養土を入れる前に鉢やプランターの底に敷き詰める軽石や黒曜石などのこと。
花がら摘み(はながらつみ)
花が咲き終わって枯れた花(花がら)を摘み取る作業。花がらを放っておくとカビや病気の発生源になることもあるため、こまめに行うことが大切。
晩生(ばんせい)
同じ種類の作物の中でも、収穫までの期間が長いもの。一般的に通常種より株が大きく、収穫の量も多くなる傾向にある。おくて。
半日陰(はんひかげ)
直射日光が適度に遮られる明るい場所のこと。
昼間の半分くらいの間日が当たる場所や木漏れ日がさす程度の場所、遮光ネットの下、レースのカーテン越しなどをいう。
間引き(まびき)
株が密集しているところから、生長の遅れているものや形が悪いものなどを抜いて株と株の間隔を広げる作業。
芽かき(めかき)
不要な芽を取り除くこと。
枝数を減らして株の形や大きさを整えたい時や、花数を減らして大きな花を咲かせたい場合に行う。
元肥(もとごえ)
種まきや植え付け時に与える肥料のこと。
葉面散布(ようめんさんぷ)
水に溶かした肥料や農薬を、
霧吹きなどを用いて葉の表面にかけること。
寄せ植え(よせうえ)
一つのコンテナ(鉢やプランターなど)に
複数の植物を植えること。
連作障害(れんさくしょうがい)
連作(同じ科の植物を同じ場所で続けて栽培すること)が原因で起きる病気や生育不良などのこと。
矮性(わいせい)
草丈が低い性質のこと。
同種の植物より丈が低い「矮性品種」は、
鉢植えなどに適している。
わき芽(わきめ)
茎と葉の付け根の部分から出る新しい芽のこと。
早生(わせ)
同じ種類の作物の中でも早く生長し、
収穫までの期間が短いもの。