花の直径12cm!世界最大級※1のパンジーに注目
直径が最大12cm以上※2にもなる超大輪パンジー、「カダン ボニータ」を見たことはありますか?スペイン語で「かわいい」「美しい」を意味するその名の通り、華やかで大きな花びらが特徴。お庭やベランダの主役になれるパンジーです。
※1: パンジーにおいて。
※2: 個体・生育条件によって異なります。
「カダン ボニータ」ってどんなお花?
ボニータの特徴はなんといってもその花弁の大きさですが、株のボリューム感、鮮やかな花色も見逃せない魅力。自宅のお庭を豪華に彩るのはもちろんのこと、公園やテーマパークなどでも、人々の目を楽しませています!
撮影場所:モビリティリゾートもてぎ(栃木)
パンジーについて
パンジーはスミレ科スミレ属に分類される一年草です。ヨーロッパで数種類のスミレを交配して生まれたパンジーは、江戸時代末期にオランダより日本へ持ち込まれました。
世界中で品種改良が進められ、現在では数百種以上の園芸用品種が存在します。花色は象徴的な紫、黄色といったカラーからピンク、オレンジ、黒と様々で、花のタイプも2色咲き・3色咲きやフリルタイプなど、バリエーション豊かです。
ここでは「カダン ボニータ」の育て方をご紹介します。初心者でも比較的簡単に育てられますが、きちんと手をかけてあげることで、より綺麗にたくさんのお花が楽しめますよ。
基本データ
栽培カレンダー
栽培環境
風通しと日当たりのよい屋外で育てます。寒冷地の場合、夜は室内に入れて寒さを防いでください。
水やり
土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えます。水やりの頻度が高いと根ぐされの原因となるため要注意。環境次第ですが、晩秋から早春は数日~10日に一度の水やりで十分です。
また冬場は根が凍って傷む可能性があるため、暖かい日に水をやりましょう。
土の下準備
水はけ・保水性・通気性の良い土で育ててください。鉢植えの場合は一般的な草花用培養土で問題ありませんが、水はけが悪い際には、砂やパーライトを足します。
肥料
土に植えつける際には粒状肥料を混ぜます。またその後は10日に一度、液体肥料を規定倍率に薄めて与えてください。
植えつけのポイント
土に植えつける際には粒状肥料を混ぜるか、培養土を使います。根がポットに沿ってびっしりと広がっている場合は、少しほぐしてから植えつけると根張りがよくなります。
8号鉢に1株、65cmプランターなら3〜4株が植えつけの目安です。たくさんの花や色を楽しみたい場合は、もっと増やしても大丈夫です。
花がら摘み
しおれた花や一部の花弁が落ちた花は咲き終わったもの(花がら)なので、茎のつけ根部分からハサミでカットします。花がら摘みを行うことで、種づくりに使われるはずだった分のエネルギーが次の花に回り、花数が増えます。また、花弁に付着した病気が広がることも予防できます。
病気と害虫
ボニータにはアブラムシやハダニなどがつくことがあるので、見つけ次第すぐに駆除して被害の拡大を防ぎましょう。また、植物の葉や茎、つぼみなどあらゆる部位に発症し、5mmくらいの小さな点から次第に白く広がって繁殖する「うどんこ病」にも要注意です。初期症状は紫の点なので、異常を感じたら日当たりをよくする、風通しをよくするといった環境改善のほか、適切な薬剤を用いることで病害虫を退治・予防することができます。
アブラムシなどの病害虫を防ぐには、フマキラーのカダンプラスDXがおすすめです。薬剤が植物のすみずみまで行き渡る浸透移行性なので、かけにくい葉の裏などにいる害虫もしっかり退治。電池式らくらくスプレーを使えば、たくさんの鉢への散布もスイッチひとつでできます。
存在感ある花びらが特徴の「カダン ボニータ」は、寄せ植えとして楽しむのがおすすめ。お気に入りの鉢や好きなお花とボニータを用意して、お家周りを鮮やかに彩る寄せ植えを作ってみましょう!
寄せ植えにチャレンジ!
ボニータを中心に、好きなお花や季節にあった品種との相性を見ながら植えます。植えつけた後に「カダン殺虫肥料」を使えば、肥料を与えられるだけでなく、葉や茎につくアブラムシを予防できます。また「カダンアミノパワー」を最後にかけることで、花つきがアップしますよ。
用意するもの
●ボニータ
●お好みの花苗
●鉢
●鉢底石
●培養土
●カダン殺虫肥料〈錠剤〉
●カダンアミノパワー
作り方
寄せ植えの例
イラストは寄せ植えの一例です。作る人のセンスによって、雰囲気ががらっと変わるのが魅力。季節やイベントに合わせてみたり、お花と鉢のコーディネートを楽しんでみるのも素敵です。