カラフルでゴージャス!お庭に大輪のガーベラをいかが?
お庭でも映える大きさに、気持ちも弾むビビッドカラー。人気のガーベラをあなたのお家で育ててみませんか?大輪咲きガーベラ「カダン ベンガル」なら虫や病気に強いので、初心者さんでも簡単にチャレンジできますよ。
「カダン ベンガル」ってどんなお花?
鮮やかな花色と8〜9cmという大輪(通常のガーベラは6〜7cm)が特徴のベンガルは、美しさだけでなく育てやすさも一級品。病気と害虫がつきにくいうえ暑さにも強いので、春から秋までずっとお花を楽しめます(色によっては真夏に少し休むことがあります)。「ガーベラを育ててみたことがあるけれど、枯らしてしまった…」という経験がある人にもおすすめです。
ガーベラについて
ガーベラは南アフリカを原産とする、キク科ガーベラ属のお花です。開花期は3〜5月、9〜11月の2回。一重や八重のほか、花びらが針のように鋭いスパイダー咲きなどがあり、花のサイズや高さも多彩。カラーバリエーションも豊富で切り花としての人気も高いため、毎年のように新品種が発表されます。
ここでは「カダン ベンガル」の育て方をご紹介します。丈夫で育てやすく、切り戻せば(伸びすぎた枝を切り取る作業)どんどん咲いてくれます。
基本データ
栽培カレンダー
栽培環境
太陽の光を好むので、日光がよく当たる風通しの良い場所で育てます。花だん・鉢どちらでも構いませんが、豪華にお花を楽しみたい場合は、株が大きく育ちやすい花だんでの栽培がおすすめです。
水やり
植えつけ直後と生育期には、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えます。花だんの場合、しっかり根付いた後なら基本水やりは必要ありません。ただし、晴天続きで乾燥が激しいときは、様子を見ながら多めに水を与えてください。
土の下準備
赤玉土やパーライト※と腐葉土を混ぜたものなど、水はけのよい土を用意します。市販の培養土を使う場合も赤玉土等を混ぜると良いでしょう。
※ガラス質の火山岩から作られた人工性の資材。主に2種類あり「黒曜岩」のパーライトは排水性を、「真珠岩」のパーライトは保水性を高めます。ベンガルには黒曜石のパーライトが適しています。
肥料
土に植えつける際には粒状肥料を混ぜます。またその後は1〜2週間に一度、液体肥料を規定倍率に薄めて与えてください。窒素成分を多く与えすぎると葉が増え、代わりに花が咲きづらくなってしまうため注意しましょう。
植えつけのポイント
花だんの場合、苗を植える場所の土を一度高く盛ってから、植えるための穴を掘ります。土を盛ることで、水はけが良くなるためです。鉢植えの場合、直径10.5〜15cmくらいの鉢に1株が目安です。
切り戻し
春に植えつけた株は、梅雨入り前に全体を半分くらいの高さに切り戻し(伸びすぎた枝を切り取る作業のこと)てください。切り戻しの後も、余分な茎が伸びたときは切り取って蒸れを防ぎましょう。切り戻すことによって、どんどん花が咲きます。
病気と害虫
ベンガルにはハダニやアブラムシなどがつくことがあるので、見つけ次第すぐに駆除して被害の拡大を防ぎましょう。ハダニなどの病害虫を防ぐには、フマキラーのカダンプラスDXがおすすめです。薬剤が植物のすみずみまで行き渡る浸透移行性なので、かけにくい葉の裏などにいる害虫もしっかり退治。花だんの場合は電池式らくらくスプレーを使えば、スイッチひとつで散布ができます。