朝起きれない原因とは?スッキリ起きる方法で気持ちの良い朝にグッドモーニング

朝起きれない原因とは?スッキリ起きる方法で気持ちの良い朝にグッドモーニング

朝なかなか起きられないのは「気合や根性がない」という部分も確かにあるのですが、それとは別に体調面が原因で起きられないケースもあります。

その部分を理解していないと朝起きてからずっと頭痛が続いたり、吐き気がするなど体調不良が続いてしまうことがあります。
ここでは、朝なかなか起きられない原因を多角的に分析し、生活習慣や医学的見解からも分析していきます。

体調面で全く問題ない状況にしてから、あとは気持ちの整理をつけて朝起きられる習慣を身につけていくことが大切です。

起立性調節障害

起立性調節障害

低血圧症の人

起立性調節障害は血液や脳に障害があるわけではありません。
低血圧症の人がなりやすい症状の一つです。

朝なかなか起きられなかったり、起きてもめまいや立ちくらみを起こしやすい人は体内を循環している血液量が減少しています。
毛細血管へ伝わる血液量も少なくなり、その結果脳が活性化されず、まだ頭がすっきりとしない状態が続きます。

人間は寝ている時には副交感神経が働き、活動を行う時には交感神経が働きます。
その切り替えのスイッチが低血圧症の人だと、しにくくなってしまいます。

これが朝なかなか起きられない原因の一つとされています。
低血圧症は慢性低血圧症の場合、普段から血圧が低く心肺機能の低下や不整脈のリスクがあります。
改善するにはまず起きてすぐの血圧を計り、通常時との血圧の変化を確かめることから始めましょう。

思春期の子供

起立性調節障害は、中学生に最も多く見られる自律神経失調症の一つです。
日本では全国の中学生で10%ほどに現れるといわれています。

特に中2から中3にかけて、そういった症状が現れやすいです。
そして男女比でみると、2対1で女子中学生の方が発症しやすいというデータも残っています。

「小学生の時は寝坊しなかったのに、中学生になってから自分の子供が寝坊するようになって困っている」という親の意見が時折聞かれますが、これはある意味、正常な発達過程と言えます。

ただ自律神経のバランスが乱れるのは思春期だけではないので、大人になってからも起こる症状です。

この病気はうつ病やパニック障害など精神的なものが影響して起こる疾患ではなく、自分の意思とは無関係に働く血管やリンパ腺などが影響しているものなので、なかなか自分の意志では改善するのが難しい症状です。

もしなかなか起きられないという場合は、内科や精神科で診てもらいましょう。
また自律神経の乱れが影響するので、生理不順を起こしている時にもなりやすいと言われています。

体力がない人

起立性調節障害は体力がない人、痩せ体質の人、胃下垂の人がなりやすいといわれています。
人間の体は疲労を溜めると乳酸が滞留し、筋肉の収縮や弛緩が減ってしまいます。

その結果、血液を送り出す力も弱くなってしまうので、脳に循環する血液量も減って朝起きられなくなったり、立ちくらみを起こす症状が出てしまいます。

普段から体の疲れが取れにくいという人は筋力がない分、血液を送り出すポンプのような力が足りていません。
その結果、体の倦怠感や立ちくらみ、頭痛、動悸などにつながっていると考えられます。

運動をすることは脈拍や呼吸数の増加、体温の上昇を招きます。
そうすると体が順応できる可動域みたいなものが広がるので、自律神経の調和につながっていると考えられます。

よく「運動すると体が強くなったり、風邪をひきにくくなる」なんて言いますが、それも同じような意味合いがあると考えられます。
つまり「免疫力をアップすることが起立性調節障害を発症し難くする」、と考えるとわかりやすいのではないでしょうか。

デスクワーク中心の人

デスクワーク中心の人

デスクワークの人も起立性調節障害になりやすいといわれています。
正確にはデスクワークだからなるというより、同じ体勢を取り続けているような状況でなりやすいということです。

同じ姿勢が続くと筋肉の収縮が行われず、血管の流れも悪くなります。
これはエコノミー症候群などと同じような状況です。

同じ姿勢が続くと、静脈の血液の流れが悪くなります。
すると血液が同じ場所に滞留し、次第にそれが血栓として固まってしまいます。

長時間同じ姿勢、運動不足、乾燥状態、気温が低い状況だと血液の流れが悪くなるので、それがきっかけで起立性調節障害になってしまうこともあります。
数時間おきに体を動かすタイミングも作るようにすることが大切です。

起立性調節障害を改善するには

起立性調節障害を改善するには

まずは医師に相談

下記のような起立性調節障害が疑われる症状が起こったら内科や循環器科、精神科などに相談してみましょう。

  • めまい
  • 立ちくらみ
  • 朝起きにくい
  • 倦怠感が残る
  • イライラする
  • 眠たい
  • 頭痛

そして症状を詳しく話し、血圧や心拍を測定してもらいましょう。
検査は最初に血液検査や検尿、胸部レントゲンなどするのが一般的です。
そこで特に問題がなかった場合、起立性調節障害の可能性が浮上してきます。

起立性調節障害の詳しい検査では寝ているときの血圧と心拍、そして起き上がってすぐの血圧と心拍を測定します。
脳への酸素量が不足していると、その時に立ちくらみやふらつき、めまいなどが起こります。

そして最終的な診断後、まずは生活習慣の見直しが提案されます。
もし生活習慣を改善しても症状が改善されなければ、血管拡張作用のある内服薬などを処方してくれます。

自分でできるケア

自分でできるケア

起立性調節障害は生活習慣によってなりやすい症状でもあるので、自分の心がけ次第で改善できる可能性もあります。
具体的には下記のようなことを毎日習慣づけて実践していきましょう。

  • 寝る前に軽く水分を補給する
  • 目が覚めたらすぐに起き上がらず、まずは水やジュースなどを補充する
  • 体に負担がかからない程度の軽い体操をする(血液の循環を良くする)
  • 体をマッサージする
  • 長時間同じ姿勢を続けない
  • 末端冷え性の人は靴下などを履いて血管の収縮を防ぐ
  • 日頃から適度に塩分を取る(3食で10g程度)
  • 日頃から運動する
  • 就寝直前にご飯を食べない

上記実践して、体の調子を整えていきましょう。
人間の体は寝ているときでも時期を問わず、水分が体から排出されます。
寝る前と起きた後に水分を補給し、血管を収縮させる働きを与えましょう。

また仕事などで、どうしても同じような姿勢が続いてしまうこともあるでしょう。
そういったケースでも3時間に1回ぐらいは休憩を取り、10分程度のストレッチをして体をほぐすようにしましょう。

体調面のケアができたら精神面のケアも

規則正しい生活を行い、運動も行っていてそれでも起立性調節障害になってしまうのなら、精神面のストレスや悩みなどが原因かもしれません。

自律神経の乱れが関係しているのは、交感神経と副交感神経のバランス。
精神的に悩んでいる人は、交感神経のみが働いている状況です。

副交感神経を働かせるためには、悩みの原因となっているものをいかに軽減するかが重要。
対人関係に悩んでいるのか、あるいは置かれている状況(仕事や受験など)に悩んでいるのか。
人それぞれですが、それを解決しないと症状の改善にもつながらないはずです。

例えば思い切って転職したり、引っ越しをして環境を変えるだけでもいつのまにか症状が治るケースもあります。

他に報告されている朝起きれない症状とは

他に報告されている朝起きれない症状とは

不眠症や過眠症

朝起きられない症状として起立性調節障害が多いですが、それ以外の症状と診断されることもあります。

不眠症はなかなか寝付けず睡眠時間が不足し、朝起きられなくなる状況です。
過眠症は逆に十分睡眠をとっていても睡眠不足を感じ、朝起きられなくなる症状です。
特に血圧の数値が異常ではないのに、朝起きられない場合はこれらの症状が考えられます。

また、過眠症と似た症状で日中の眠気が強くなってしまう「ナルコレプシー」といった症状もあります。
3ヶ月以上症状が続いてしまっている時に、こういった診断結果となることが多いです。

レム睡眠行動障害

通常の睡眠だとレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返し、次第に深いノンレム睡眠から浅いノンレム睡眠へと変化していきます。
しかし寝つきが悪かったり、朝起きられない人はノンレム睡眠とレム睡眠の周期がずれてしまっている可能性があります。

平均では90分ごとにノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返しますが、その時間がバラバラになっていると脳の活発状態が続いてしまっていて、眠りが浅くなっている可能性があります。

その結果、睡眠不足のような感覚になり、朝起きられないという状況になってしまうことがあります。
レム睡眠行動障害になりやすいのは50歳前後の男性で、過去に脳血管障害やミトコンドリア脳筋症などを患った経験がある方がなりやすくなっています。

概日リズム睡眠障害

概日リズム睡眠障害は人間の一定リズム(朝起きて、昼間活動し、夜寝る)の習慣が身についていない人に起こりやすい症状です。

昔は日が昇って日が沈む頃に寝るという環境の影響を受けて生活していたため、こういった症状は起こりにくかったのですが、今は外界からの影響を受けずに生活する人(完全に屋内で仕事をする人など)もいるので、睡眠のリズムが崩れてしまうことがあります。

この症状は規則正しい生活をすることで徐々に改善していきます。
体内時計を整えることが必要です。

体内時計の調整が出来ない人は、薬物療法や高照度光療法などで睡眠障害を改善する方法もあります。

まとめ

まとめ

ここでは朝起きられない時に起こる代表的な症状を紹介しました。
専門家に診療してもらって、何に原因があるのか突き止めてもらうことが大切です。

睡眠障害は精神的なものが解消すれば、すぐ治る人もいますが放置しておくと違う病気(うつ病などの精神疾患等)に発展してしまうこともあるので注意が必要です。

朝起きられない日が続くなと思ったら、早めの治療を心がけましょう。

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